インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。
2019/07/11 15:12

私の生活、特に調理や食事の際に使用する道具や器には、”木製”が多いです。
炒め物に使うヘラ、匙、箸、フォーク、バターナイフ、お皿、ボウル、笊に渡り、金属製のものがほとんどありません。
とくに匙と笊に関しては、いくつ持っていても、心引かれたものに出会うと買わずにはいられないほどの、異常ともいえる蒐集家です。
とくに匙と笊に関しては、いくつ持っていても、心引かれたものに出会うと買わずにはいられないほどの、異常ともいえる蒐集家です。
そんな私にとって、木のもの天国のインドですが、日本と違って、手作りの木製匙等が手頃な値段のものからあるので、心置きなく
ターメリックやビーツなど、色の濃い食材の料理に使うことができます。
お皿や、まな板、匙やスプーンなどには、シーシャムウッドと呼ばれるローズウッドがよく使われていますが、インドでは他にも食器や家具に、胡桃やマンゴー、チーク材がなどがよく使われます。

笊や籠になると、プネではよく竹やサトウキビmバナナ・ファイバーから作られたものがよく見られますが、地域によってまた違った素材で作られていると思います。

カシュミールから持って帰ってきた大きな籠。持ち寄りホームパーティや料理教室の時に活躍しています。

これらの籠は、すべてプネで行われたハンディクラフトの展示会で買いました。全て愛用しています。
木製のヘラや匙は、焦げてしまったり、色や匂いがついてしまったり、湿気の多い時期には乾きにくくてカビが生える、という難点は
確かにありますが、その存在自体が完璧な美しさを持つ素材に人の手が加わり、新たな生命を吹き込まれたものと共に在る事で、料理を含め、私の生活や気持ちが、豊かになっているといつも感じます。きっと、自分と繋がっているものに囲まれているからなのだと思います。
”自然”という言葉が本来日本語には存在しなかった”、といわれることからでも、いかに日本人が自然の中にいる事が普通であり、また崇めていたか、それは今でも日本の文化の節々で感じられると思います。しかし、世界が絶賛するテクノロジーで、なんでも”コンビニエンス”化され、電子レンジで調理をし、プラスティックの容器に入れられた、機械によって作られたものを食べ、減る事のない過剰包装、使い捨てのものが溢るようになってしまった日本。もう少し、シンプルな本来の”豊かさ”を、多くの人が生活に取り戻せたら、と思います。

(カシュミールからの有機りんごを使って、マクロビ・アップルタルトを作りました。)
インドのコンクリートの集合住宅の中に、私の豊かな暮らしは在ります。