インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。
2019/07/25 18:13
何世紀もの昔、神話は吟詠家や画家たちにより、唄や絵を通して語り継がれてきましたが、
時間の経過とともに、物語はキャンバスに織り込まれるようになりました。紀元前3000年以上
前に始まり、ムガル朝の時代にアンドラ・プラデッシュ州で栄えた、インドで最古とも言える
手捺染(ハンド・プリント)”Kalamkari(カラムカリ)ですが、その後はイギリスの殖民時代に、
イギリス人によって装飾的なデザインとして発展していきました。
今日でも、アンドラ・プラデシュ州では、何世代にも渡り、多くの職人によって”カラムカリ”の
生産が行われ、最も重要な収入源となっています。


生産が行われ、最も重要な収入源となっています。

”カラムカリ”は、23の工程によって作られます。最初に水牛の糞・乳・水で作られた溶液に綿布を
浸して漂白をし、水洗いをした後、染めの際に色が滲むのを防ぐために、水牛のミルクとミロバ
ランと呼ばれる植物から抽出された液体の混合物に浸します。その後、水牛の臭みを取るために、
生地は20回も水洗いされ、天日干しされます。布の準備が整ったら、アーティストが布にデザイン
のスケッチを施し、”カラムカリ” の職人が、天然の原料から染料を作ります。ヒンズー教や植物
をモチーフとしたデザインに、絵付けには藍、マスタード、錆び、黒、緑のような素朴な色が主に
使われます。
浸して漂白をし、水洗いをした後、染めの際に色が滲むのを防ぐために、水牛のミルクとミロバ
ランと呼ばれる植物から抽出された液体の混合物に浸します。その後、水牛の臭みを取るために、
生地は20回も水洗いされ、天日干しされます。布の準備が整ったら、アーティストが布にデザイン
のスケッチを施し、”カラムカリ” の職人が、天然の原料から染料を作ります。ヒンズー教や植物
をモチーフとしたデザインに、絵付けには藍、マスタード、錆び、黒、緑のような素朴な色が主に
使われます。
”カラムカリ”は、インドのテキスタイルの中で、カディの次に私が良く着るファブリックです。
(カディのカラムカリもあります。)
”kalamkari’はペルシャ語が由来で、”Kalam"は”ペン”、”kari" は”クラフトマン・シップ”を意味
します。長い工程を経て準備をした布地に、職人の手によって竹のペン(又はナツメヤシの枝)
で精密に描かれた絵、そして天然の色が載せられた布は、まさに”クラフトマンシップ”の賜物です。
そんな芸術品で洋服を仕立てて着る事ができるなんて、本当に贅沢な喜びだと思います。
(カディのカラムカリもあります。)
”kalamkari’はペルシャ語が由来で、”Kalam"は”ペン”、”kari" は”クラフトマン・シップ”を意味
します。長い工程を経て準備をした布地に、職人の手によって竹のペン(又はナツメヤシの枝)
で精密に描かれた絵、そして天然の色が載せられた布は、まさに”クラフトマンシップ”の賜物です。
そんな芸術品で洋服を仕立てて着る事ができるなんて、本当に贅沢な喜びだと思います。

糸を紡ぐところから、糸巻き、織り、絵付け、染色、全ての工程が、自然の素材を使い、人の手
により行われるテキスタイル作り。
により行われるテキスタイル作り。
さらに刺繍を施したり、装飾をして、洋服を仕立てるなんて、本当に気が遠くなるような工程
ですが、太古の昔から今でも続けられていること。機械化が進んだ現在では、日本を始め多くの
国で、一から手で行われて作られるものが、”工芸品”となり、普段使いがしづらい、高価な物と
化してしましました。
かかる手間と時間を考えたら、それなりの値段がつけられるのが相当とは思うのですが、本来、
人に伝えることから始まり、”生活に使うもの”に”彩り”を与えるべくして発展したテキスタイル。
高価な物として箪笥の肥やしや、装飾品として扱うのではなく、”生活の一部”として、愛でる
だけではなく身に纏い、感じ、共に在るべきだと思います。
ですが、太古の昔から今でも続けられていること。機械化が進んだ現在では、日本を始め多くの
国で、一から手で行われて作られるものが、”工芸品”となり、普段使いがしづらい、高価な物と
化してしましました。
かかる手間と時間を考えたら、それなりの値段がつけられるのが相当とは思うのですが、本来、
人に伝えることから始まり、”生活に使うもの”に”彩り”を与えるべくして発展したテキスタイル。
高価な物として箪笥の肥やしや、装飾品として扱うのではなく、”生活の一部”として、愛でる
だけではなく身に纏い、感じ、共に在るべきだと思います。

インドにはまだ、本当の”テキスタイル”が生活に息づいています。
私がモットーとしているのは、インドのテキスタイルとも由縁のある
ウィリアム・モリスの言葉です。
ウィリアム・モリスの言葉です。
”Have nothing in your house that you do not know to be useful, or believe to be beautiful.”
ー 実用的でもなければ、美しいと思わないものを家におかないこと。
”工芸品”とは、美的価値を備える、実用品であるべきなのです。