インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。

2019/12/03 02:39



インド人で、これを ”嫌い” という人には今まで出会ったことがないくらい、
老若男女、世代を問わず愛されているスナック、”パニプリ”。

長年頻繁にインドを訪れていたにもかかわらず、”パニプリ” を初めて食べたのは、
プネの生活を始めた3年前でした。

”パニ”はヒンディー語で”水”を意味し、”プリ”は小麦粉を捏ねて薄く延ばした生地を
揚げたものを意味します。

そんな言葉通り、”パニプリ” は餃子の皮より小さく延ばした生地をまん丸に揚げ、
上に穴をあけて、中にマッシュしたポテトや豆を詰め、数種のスパイスにレモン汁や
ミントを加えた水をかけ、みじん切りにした玉ねぎやコリアンダーをのせて食べる、
なんとも変わった、他に類のないインドを代表するストリート・スナックなのです。


基本的に、道端で立ち食いするものです。

だいたい6個でワンセットで、オーダーをすると、アルミ製の使い捨てのお皿が
渡されます。
一人のパニプリ職人(?)が、リズミカルにプリに穴をあけ、具を中に詰め、
スパイス水をかけ、完成したパニプリがお皿にポン、とのせられ、それを一口で
いただく、という流れです。
そのテンポの速さは、日本のわんこ蕎麦に匹敵するので、咀嚼なんてしている暇は
ありません。
1人のパニプリ職人が、最高5、6人の客を相手にするので、人数がいたほうが自分の
番が回って来るまで、噛んで飲み込む時間が稼げるのですが、人数が少ないほど、
自分の番が周ってくるまで時間がないので、ほぼ飲み込むしかありません。

誰が考えて始めたのかわからない、そんな不思議なスナック ”パニプリ” ですが、
一度食べると病み付きになってしまうのです。

今回日本に帰国する際、パニプリの水に混ぜる用の市販の複合スパイスは買ったものの、
直前に買うつもりでいた市販の ”プリ” を買い忘れてしまいました・・・・。

インドでも パニプリ用の ”プリ” を作る人を見た事がなかったのですが、
”きっと作れるはず!” と思い、インターネットで検索をし、Youtubeで作り方が紹介
されたビデオを見つけました。

ネパールで ”パニプリ” を食べ、パニプリファンになったという友人宅で、
”パニプリ” 作りに挑戦。

材料は、セモリナ粉1カップに対して、小麦粉を約大匙一杯に塩一つまみに、ソーダ水、
というかなりシンプルなものでした。

あとは、混ぜて捏ねて、延ばすだけ。

簡単とはいえ、小さく生地を程よい均等な厚さにするのにはなかなか苦労しました。
薄すぎては綺麗なまん丸に膨らまず、ただの揚げものになってしまうのです・・・。


何個も失敗しましたが、初めて綺麗にプックリと膨らんだ時の感動は忘れられません。


この日の具材は、茹でて潰したジャガイモ、たまねぎのみじん切り、トマト、
たまたま友人がストックしていた揚げた緑豆のインドスナック。
そして、スパイスにミントとレモン汁を加えた ”パニ” を用意。


チリや甘みを利かせるインドのパニプリに比べると、あっさりさっぱりでしたが、
見栄えもそれなりで、そして味も美味!
初パニプリの友人にも好評でした。 

コツをつかんだので、後日母の家でもパニプリ作りに再挑戦。
2度目はほぼ全て綺麗にまん丸に揚がりました。

そして、家族にも大好評。
2歳の姪は、”プリ” だけパクパク食べていました。

日本ではまだまだ馴染みのない ”パニプリ”、思いのほか日本で大ヒットする予感です。
”パニプリ屋さん”、始めようかしら?