インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。
2020/01/08 22:50
プネにいながらケララの事を書いてばかりの私ですが、書くことが尽きないゆえ、
お付き合いいただける様お願いいたします・・・。
2019年の最後は、去年を除き過去数年、年越しをしている私の大好きなケララの
観光地の一つでもある、バルカラで過ごしました。
観光地の一つでもある、バルカラで過ごしました。
今回は年々観光地化が進み、騒々しくなり続けているクリフから少し離れた所にある
Odayamビーチに滞在する事にしました。
Odayamビーチは、クリフの始まりから歩いたら一時間弱かかるのですが、歩けばいい運動
になるし、歩くのが億劫な場合はオートにのれば直ぐな距離なので、とてもいい環境でした。
になるし、歩くのが億劫な場合はオートにのれば直ぐな距離なので、とてもいい環境でした。
インド人&外国人観光客でごった返すバルカラビーチとは大違いで、本当に数えるほどしか
人のいない、とても静かで綺麗なビーチで、人の目を気にすることなく、水着姿で泳げること
が、何よりも幸せでした。(基本的に、インド人女性は水着になって泳ぐ事がほぼないので、
人のいない、とても静かで綺麗なビーチで、人の目を気にすることなく、水着姿で泳げること
が、何よりも幸せでした。(基本的に、インド人女性は水着になって泳ぐ事がほぼないので、
水着姿でいると、インド人男性の視線に心休まる事がありません・・・)
繁華街とは離れているとはいえ、レストランやホテルが数件あるので、何の不自由もなく、
穏やかな時間を自然と共に過ごす事ができ、今までそっちサイドに滞在しなかったことが
悔やまれるほどでした。
穏やかな時間を自然と共に過ごす事ができ、今までそっちサイドに滞在しなかったことが
悔やまれるほどでした。
そして、何よりも楽しみだったのが、毎朝の朝食。(朝食付きの宿をとりました)
私が今回滞在に選んだのが、地元のマリヤラム男性と結婚をしたロシアン人女性の営む、
小奇麗なホームステイ。
小奇麗なホームステイ。
朝食にいくつか選択肢があったのですが、私は迷わず4泊全てケララ料理を選択。

初日はドーサ、2日目はウプマム(上の写真)、3日目はイドリー(下の写真)、

そして滞在最後にして2020年幕開けの朝ごはんは、私の大好きなケララ料理、
プットゥでした。
プットゥでした。

毎朝、メイン料理+フルーツ(ミックスサラダ又はジュース)、チャイ又はコーヒーが
選べたのですが、私は4日とも、メイン+フルーツサラダ+ケララコーヒー、の組み合わせ。
作っているのは、地元のマリヤラム女性でしたが、常にオーナーのロシア人女性とその
お母さんが管理していたせいか、本当に全く辛くも油っぽくもない、薄味で私好みの味
でした。もちろん、毎朝完食です!
お母さんが管理していたせいか、本当に全く辛くも油っぽくもない、薄味で私好みの味
でした。もちろん、毎朝完食です!
毎朝、起きて直ぐに1時間散歩、朝ごはん、こぎん刺し、海水浴、という充実したルーティン
をこなしていました。
をこなしていました。
あー、本当に今でも恋しくなります・・・。(涙)
真夏だったケララと打って変わって、肌寒いプネに戻って1週間経ちますが、まだまだケララ
気分がぬけきれず、急な気候の変化もあって、帰ってきてからもなんだか料理する気分が
出なかったのですが、今日は久しぶりに”サンバル”を作ることにしました。
気分がぬけきれず、急な気候の変化もあって、帰ってきてからもなんだか料理する気分が
出なかったのですが、今日は久しぶりに”サンバル”を作ることにしました。
日本で言えば”味噌汁”に匹敵するくらい、南インド料理には欠かせないサンバル。
最近南インド料理が浸透してきているプネですが、プネの南インド料理は本当に美味しく
ありません・・・。イドリーもドーサも何かが違うし、何よりも最悪なのが、”サンバル”。
ありません・・・。イドリーもドーサも何かが違うし、何よりも最悪なのが、”サンバル”。
砂糖をよく料理に使うせいなのか、マハラシュトラの人達は”サンバル”を甘く作るのです・・・。
私はプネでは、レストランで南インド料理を頼んだら、まずサンバルの味をチェックし、
その店の良し悪しを判断しますが、8割方がNGです・・・。一口食べて、いつも残します。
その店の良し悪しを判断しますが、8割方がNGです・・・。一口食べて、いつも残します。
ココナッツチャツネも水分が多くてシャバシャバだわ、文句を言い出したらきりがありません。
文句を言っていてもしょうがないので、やはり欲しいのに無いものは自分で作るしかないのです。

と、いうわけで、まずサンバルパウダーを作りました。
材料は、コリアンダー、クミン、チリ、ブラックペッパー、フェヌグリーク。
寒くなったせいか、いい状態のカレーリーフが手に入りにくくなったプネ。
昨日近所の路地販売している八百屋さんで見つけ、1枝買おうと思ったら、
なんとタダでくれました。

サンバルに欠かせないドラムスティックは、今回買わず(そんなに好きじゃないので・・・)
ダル(豆)、人参、サツマイモ、たまねぎ、インゲンで。

そして、1番水につけておいたタマリンド。
このジュースもサンバルには欠かせません。

テンパリングに必要なのは、マスタードシード、フェヌグリーク、カレーリーフ、
アサフェティーダ。
豆と野菜に火が通ったら、ターメリーック、タマリンドジュース、塩、サンバル
パウダー、テンパリングの具材を全て混ぜるだけ。
パウダー、テンパリングの具材を全て混ぜるだけ。

ドーサやイドリーを作る種の準備をしなかったので、全粒粉と豆乳、ココナッツを
混ぜて焼いたパンケーキと食しました。
混ぜて焼いたパンケーキと食しました。
ちょっとタマリンドの酸味とチリが強すぎたかなー、というところでしたが、
とりあえず、私だけのの小さなケララ王国での王宮料理ですので、よしとします。