インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。

2020/08/03 16:20

インドならではの手織物、”カディ” を日本に紹介するために、manishanishaのオリジナル商品に
選んだ最初のアイテムが、”タオル” でした。

分厚いふかふかのタオルを好む人の方が多いことから、あえて ”タオル” とは決めつけず、
それぞれのニーズに合わせて、多くの人に使っていただけたらいいな、と思っています。

糸を紡ぐところから織り上げるまで、熟練された職人さんの手により行われ、30mの生地を織り
上げるには、約1か月を要します。長い時間と手間をかけて織り上げられたコットンは、
(”カディ”にはコットンだけではなく、ウールやシルク、リネンもありますが、コットンが一般的です。)
それだけでも機械で作られたコットンとは、使い心地も肌触りも全く異なるのですが、それがオーガニック
となると、同じカディでも更に違いがでます。

直接肌に触れて使うものですから、やはりオーガニックが一番です!
自分で使うのはもちろん、家族や多数の友人にも愛用してもらっています。


第一段目のデザインは、インディゴとチャコールの2色。(完売しました)
アトピー持ちの甥のおくるみとしても活躍中です。

第二段目は、チャコールと赤の2色を使って、グジャラート地方のトライブの模様をベースに
デザインをしました。(こちらはまだ在庫があります。)
色ももちろん天然素材より抽出された、草木・自然染です。


私は普段、この3枚をバスタオルとして使っています。

確かに厚みとしては、コットンの洋服と同じくらいか、もしくは少し厚いぐらいの厚みしか
ないのですが、その肌触りと吸水性・発散性の良さから、全く不快を感じた事がありません。
髪が多く、ロングに近い私ですが、絞るほどびしょびしょになるなんてこともありません。
が、普段柔らかな厚みのあるタオルに慣れている、物心のついている姪は、お風呂上りに
母親である私の姉にこのカディ・タオルでくるまれたときに、
「・・・寒い・・・・。」
の一言で、このタオルを拒んだそうです・・・。(涙)

一般的に出回っている、ふかふか感のあるタオルを使い慣れていると、最初は抵抗を感じるかも
しれませんが、カディ・タオルを長く使い続けるうちに、私はむしろ普通のタオルに違和感を感じる
ようになってしまいました。また、薄くてかさ嵩張らず、荷物にならないので、旅行の時や、肌寒く
感じる時のショール代わりにと、鞄に忍ばせておけば多方面で活躍してくれます。

毎日使って、手洗いはもちろん、手洗いモードの洗濯機で洗っても縮んだりほつれることもなく、
むしろ使う度に柔らかくなり、肌に馴染んでいくのもカディの魅力の一つです。
最近はどこでも手に入り易くなった、漂白剤不使用・自然成分由来の環境と衣類に優しい洗剤を使用
すれば、柔軟剤を使用する必要なく、生地は柔らかいままです。


乳幼児の甥をぐるぐる巻きにするにも十分な大きなです☆

今後も、新しいデザインと定番デザインで、多目的タオルをはじめ、赤ちゃん用品も少しずつ増やして
いきたいと考えています♪