インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。

2020/08/05 00:56

まず、オーガニックコットンについて考えてみた。

▼ What's Cotton?

私たちにとって最も身近な素材のひとつであるコットン。使い勝手がよく、心地良い肌触りのコットンは、私たちの暮らしには欠かせないものです。コットンの原材料である綿花は、インドなどの広大な土地を持つ国を中心に、世界各地で生産されています。綿花を効率よく栽培するには、綿畑には大量の除草剤や殺虫剤、化学肥料が使用され、収穫の際には落葉剤を散布して機械で素早く刈り取ります。

この一般的な手法は、土壌の汚染や農場で働く人々の健康被害、薬品を購入すための農家の負担など、深刻な問題を引き起こしているのです。綿花栽培に使用されている農薬の5.7%が綿花栽培に使用されていると言われています。


▼ What's Organic Cotton?

オーガニックコットンとは、環境や生物に影響を及ぼす農薬や化学物質を2〜3年以上全く使用しない農地で、有機栽培されたコットンの事です。有機さ倍は、自然との格闘。

ハーブを植えて虫がつくのを防いだり、手作業で雑草や害虫を処理したりと、辛抱強く、手間暇をかけて自然の循環に沿った栽培をしていくのです。

そうして育てられたオーガニックコットンの綿花と、農薬を使用して栽培された綿花には、違いはありません。綿花自体には、農薬はほとんど残らないからです。しかし、コットンの生産に関わる人々の暮らしや、綿花を育てる大地などの環境を守事になるのです。オーガニックコットンを洗濯するのは、持続可能な社会へのだいっぽだと思いませんか?

つまり、オーガニックコットンとは、環境や生物に影響を及ぼす農薬や化学物質を2〜3年以上全く使用しない農地で、有機栽培されたコットンのこと。


▼ このオーガニックコットンシャツをどんな人にどんなふうに使って欲しいか。

インドカディの糸は全て手作業で行います。そして糸自体が細くので、高い技術がなければすぐに途切れてしまいます。

しかし、ちゃんと織る事ができた布はとても丈夫で使えば使うほどふんわり柔らかくなるのです。

まず一度、洗剤を使わず水通しをしていただき、干してから袖に手を通してみてください。きっと納得していただけるシャツなんだとわかっていただけると思います。

私もこの生地に出会ったばかりの時は、何が違うのかさっぱりわかりませんでした。しかし繰り返し使っていくと何かが違う事に気付きます。とても柔らかく、ふんわりしたシャツだという事に驚きます。

今インドカディは、世界各地で注目を浴びております。機械織りにできない生地の表現は芸術品にも匹敵するほどのものです。

通常の生地は、使えば使うほどに硬くなり着崩れ、よれてしまい痛んでいきます。最悪柔軟剤をふんだんに使用することで、水を弾きタオルの場合は、水分を拭き取ってくれなくなります。しかし、このインドカディは使えば使うほど柔らかくふんわりとした質感に成長していきます。

人と同じように成長し、長く使えるシャツをお届けしたい。そんな思いからスタートしました。


▼ 最後に結びの言葉。

この度は、私たちのインドカディにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。


まだ日本ではインドカディの認知はそれほど多くはありません。オーガニックコットンも多くの日本人には伝わっておりません。

それはなぜかというと、流通しているコットンとオーガニックコットンの差が無いのに、高価なオーガニック製品を手にする事に躊躇してしまっているからだと思います。

しかし、世界的にも薬品を使う農家の問題は年々増加しています。大量生産し機械織りでどんどん製品を作らなければならないというのもあるでしょう。

良い製品が溢れている今、コットンとはなんなのか?本当に良い製品とはなんなのか?に目を向けてみてほしいです。

もちろん私の目標もあります。

本当は、バスローブやベッドカバー、ベビー用品にぜひこのカディを使って欲しいと思っています。コットン全体の1%にしか満たないオーガニックコットンの割合を10%にしようという事。その為には、オーガニックコットンをもっと身近に、もっと手軽にたくさんの人に届ける必要があります。

しかし、手織りのコットンの素晴らしさを知らない状態では、なかなか難しいというのもありますので、まだ世の中には少ない、私が欲しかったTシャツからスタートしてみてはいかがでしょうか?

「地球のために、ちょっと良い事」の輪が広がりますように。