インドカディ、インド雑貨の専門店 manishanisha(マニーシャニーシャ) は、現在準備中です。

2020/08/27 13:26


厳しい暑さがつづいておりますが、皆様健やかにお過ごしでしょうか。

インドで日常的に見られる、奇想天外な出来事、美しく鮮やかな野菜や果物、そして伝統工芸品、
街の喧騒やどこからともなく大音響で流れてくる音楽を肌で感じることがない、平穏な日本での
生活に戻ってからはや5ヶ月。
自粛モードも手伝って、狭い行動範囲の中での単調な生活にすっかり慣れてしまい、すっかり
ブログの更新をしなくなってしまいました・・・。(言い訳)

花火大会や屋台が連なるお祭りなど、日本ならではの夏の風物詩が奪われてしまった今年の夏。
前倒しで七五三の記念撮影を済ませた今年3歳になった姪が、それ以来着物を着たがるように
なったというので、七五三のお祝い兼ねて、母の提案で姪のために浴衣を作ることになりました。

日本製の生地を反物で買って浴衣を作るのは、高校生の時の和裁の授業以来。
それからインド滞在中にカディでも自分用に2着作りましたが、子供用の浴衣は初めて。
子供用のパターンを買って、裁断を行い、襟付けに四苦八苦しながらも、なんとか完成。


せっかく手縫いで仕上げて、今年あまり着る機会がないまますぐに着れなくなってしまっては
悲しいので、あと20cm背が伸びても着られるように、身長がまだ100cmにも満たない姪には
少し大きめに仕上げました。

母曰く、昔は大人からのお下がりの着物を、切らずに肩や袖を狭め、裾を上げてまつり、
小さい子に着せ、大きくなるにつれ、また着物の大きさを調節して、代々着続けていたそうです。
そういったお直し的な仕組みがよくわからない(というか、縫い上げた達成感からもうやる気を無くしました。)
私は、あとは母にバトンタッチ。姪のサイズに合わせてコンパクトになりました。

帯に選んだのは、正絹の三尺。
もっとビビットな赤をイメージしていたのですが、インターネットで買ったせいか、現物の色が想像と違って、
赤というよりは濃いピンク色でした。でも、黄色との組み合わせは悪くないのでよしとします。


来年の夏はマスク無しで夏の風物詩が楽しめますように☆